1964年の東京オリンピックで馬術競技の多くが軽井沢町で行われたことは、あまり知られていない。主要選手は馬術本場の欧米人。日常的に馬と生活していた欧米人用の施設も日本初のリゾート地では充実していたのだろう。

高度成長に沸き立つ大都市が舞台。大会開催準備で有能な各デザイナー集団が携わった東京オリンピック。

亀倉雄策氏は写真1枚のチカラをデザインに昇華させた。

福田繁雄氏は3ヶ月無休でがんばった。報酬は入場券1枚。

本気の思い入れって馬鹿を大きく飛躍させてくれる。